2014年3月14日金曜日

紫外線の害と、パターン別SPF/PAの目安

紫外線の害と、パターン別SPF/PAの目安
紫外線の害と、パターン別SPF/PAの目安

有害とされる紫外線には、UVAとUVBがあります。


  • UVA…色素沈着。肌の奥まで侵入⇒シワ PAで防御!
  • UVB…赤斑作用。肌の表面に影響⇒シミ SPFで防御!


無防備に紫外線を浴び続けると…
シミ・シワ・たるみ老化の原因に!

例:地域差

一般的に、沖縄、鹿児島などは紫外線量が多いので、北海道、青森の人に比べてシワが目立つそうです。




紫外線の具体的な作用



  • コラーゲンやエスラチン、表皮細胞を破壊⇒肌の老化を早める
  • 破壊された後、新たに生まれる皮膚細胞は、紫外線に対して防御機能を備えている⇒硬くて厚い皮膚になる
  • 紫外線と酸素によって「過酸化脂質」という物質が作られる。過酸化脂質によって皮膚は硬く、弱くなり、潤いが失われる老化が進む


余談ですが過酸化脂質は、肝硬変や動脈硬化も引き起こすんです。怖いですね。



SPF/PA数値を選ぶ目安



  • 日常生活⇒SPF10 PA+
  • 軽いスポーツ・レジャー⇒SPF10~30 PA+~++
  • 炎天下でのスポーツレジャー、マリンスポーツなど⇒SPF30~50 PA++~+++


日常生活は、この程度の高さでいいんだと意外に思いますよね。

日常生活で数値の高い日焼け止めを使うと、日焼け止めの害>紫外線の害となり、結果的に肌老化を進めることになってしまいます。

また、宇津木本には「日本においては、15分以内の外出であれば、日焼け止めは必要なく、気になるなら帽子を被れば十分」という記述がありました。
幼稚園バスの送迎くらいでは、帽子だけで十分ということですね。

いくつかの段階の日焼け止めを用意しておいて、害の度合いをはかりにかけて、その日の日焼け止めを選ぶことをオススメします。



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