人間に備わっている自家保湿因子は10万円するクリームにもとうてい太刀打ちできないすごい保湿力を備えています。
たとえば、湿度が10%未満の砂漠にいても、皮膚が干からびてしまうことはありません。
また、マイナス40度の極寒の中にいても皮膚が凍ってしまうようなこともありません。
これらは自家保湿因子の複雑で精緻な構造によります。
細胞間脂質の主成分はセラミドですが、これだけでもさまざまな種類が絶妙なバランスで組み合わされています。
そのためせいぜい2~3種類のセラミドを配合しただけのクリームでは代用品にならないのです。
また、この自家保湿因子は定期的に生まれ変わります。
細胞間脂質が皮膚の表面へ押し上げられ、その間に成熟し、垢となって落ちるまでの3~4日に最高の保湿機能を保ちます。
宇津木本にも書いてありましたが、化学物質を組みあわせてなんとか作ったクリームよりも、つねに新しく生まれ変わり、精緻な構造を持ち、強靭な保湿力を持つ自家保湿因子の方が何倍も素晴らしいのです。
わたしはこの話を呼んだ時、母乳と人口ミルクの話に似ていると思いました。
母乳はつまったりかたまったりしてケアが大変だけど、人口ミルクにはマネできない素晴らしい成分がバランスよく配合されています。
もちろん、いつでもどこでも新鮮でできたてです。
さらに、赤ちゃんが大きくなるのに合わせて、成分の中身がふさわしいものに変わっていくのです。
このような芸当は人口ミルクにはできません。
人口は天然になかなか勝てないんだなと思いました。
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