2016年3月5日土曜日

湯シャンするときの指使いの重要ポイント | ショートとロングのちがい



湯シャンは、2年半以上続けている今でも、洗い方を間違えるとベタついてきます。
指の腹をきちんと使って、頭皮をまんべんなく、ていねいに洗うことが大切です。
だから手の爪が延びているととっても洗いづらいです。

指使いのポイントは、指の腹で軽く、力を入れ過ぎず、爪を立てずに洗うことです。
宇津木本では「豆腐の表面や、うぶ毛をなでるように洗う」と書かれていますが、わたしがこれをするととたんにベタつくので、ある程度力を入れてやっています。
髪の長さや多さ、個人的な体質などもあるので、そのあたりを自分で調節するといいと思います。



髪が短ければ、頭皮を洗うのと同時に毛髪の汚れもいっしょに取れます。
だから湯シャンは髪の短い人はとってもやりやすいと思います。
ただ、わたしもそうなのですが肩下のミディアムからロングだと、それだけでは取れません。
なので、100均で目の粗いクシを買ってきて、シャワーをあてつつ髪をゆっくりとく、という感じで汚れを落としています。
10本の指を使って手グシの要領で汚れを取ることもできますが、ある程度長くなってくると、指よりクシを使った方がきしまずやりやすいです。

余談ですが、シリコン製のスカルプブラシは頭皮を傷つける恐れがあります。
毛穴の汚れがしっかり落とせて、マッサージ効果も得られるとうたっていますが、頭皮の潤いを必要以上に取り去ってしまう可能性があるのです。
頭皮や毛根を洗うものとしては、指の腹以上に優れたものはありません。

よくテレビなどで、毛穴に皮脂の詰まった頭皮を映しながら、この皮脂を採れば薄毛や抜け毛が防げるというようなのを見かけますが、これは科学的根拠の一切ない迷信なんだそうです。
毛穴の皮脂を取り去ることと、薄毛や抜け毛の予防との間には何の関連性も認められません。
驚くべきことに、これは皮膚科では常識なんだそうです。


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