肌の汚れは、基本的に垢とともに自然にはがれおちます。
ゴシゴシこすったり何度も洗浄する必要はありません。
しかし、日本の美容界に長く君臨する「洗顔第一主義」は30年ほど前から出てきたのだそうです。
W洗顔が推奨され、クレンジングと洗顔フォームを併用してメイクと汚れを徹底的に落とすのが良いとされました。
また、朝も皮脂や綿ボコリが付着しているので、きちんと泡洗顔をするようにと言われてきました。
しかし、根本的にこの考えは間違っています。
完璧に落とさなければならない汚れなど、実は存在しないのです。
なぜなら皮膚はつねに新陳代謝をくり返し、生まれ変わっているからです。
表皮の着ていそうで生まれた皮膚の細胞は、約28日かけて表面まで押し上げられます。
その3,4日後に垢になってはがれおち、その下の層にある新しい細胞がとってかわるのです。
つまり、酸化した皮脂さえ落とせば問題ないのです。
ファンデが残っていても、3,4日後には垢といっしょに自然に落ちていきます。
逆に、汚れを完璧に落とすことの方が肌を傷めます。
クレンジングは特に最悪で、皮膚のバリアを怖し、酷く乾燥させます。
W洗顔はやめた方が得策です。
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