わたしの天敵はオイルクレンジングです。
これをすると途端に肌が赤黒く炎症を起こし、顔中にニキビの親玉みたいなのがたくさんできます。
皮膚科に行ってもなかなか治りません。
一般的に害が大きいとされるリキッドファンデや美容クリームを使った時よりも、ダメージが大きいです。
これには理由があります。
クレンジングの強力な洗浄力は、クリームなど足もとに及ばないほどの大量の界面活性剤によります。
ガッツリメイクもつるんと落とすところから、その洗浄力がうかがい知れますね。
大量の界面活性剤は、バリア機能を担っている角質細胞を強力に溶かしていきます。
しかも、クレンジングをし終わったあとも、肌に有害な界面活性剤が残っているので、せっけんで洗い流す必要があります。
せっけんも、クレンジングほどではないですが、細胞間脂質などを溶かしながら落とすことになります。
このように、クレンジングともなうW洗顔は、保湿成分をこすり落とします。
バリア機能が著しく低下してしまうのです。
W洗顔で失われたバリア機能が回復するんは、3~4日かかります。
しかしがっつりメイクを毎日する人は、W洗顔も毎日しますよね。
すると、バリア機能が再生するスキがありません。
「最近の界面活性剤は進化している。肌に優しいものが増えている」という論もあります。
実際、食品に使われる界面活性剤も出てきています。
しかし、口に入れられるものが肌に優しいとは限りません。
たとえば、山芋などは食べても平気だけど皮膚につくとかゆくなる、という人がいます。
実際わたしもそうで、山芋を食べるときには口の周りを気をつけて拭かないとかゆくなってしまいます。
だから食べられるからと言って、肌に害がないとは言い切れないのです。
「油(メイク)を溶かす界面活性剤は、皮膚のバリアを破壊する力がある」ということは事実なのです。
そのため、クレンジングを使わないだけで、肌はかなりよみがえります。
じゃあメイクをどうすればいいかというと、せっけんやお湯だけで落ちるコスメを使えば大丈夫です。
わたしが今使っているコスメはすべてせっけんで落ちるものにしています。
●ベース
・24h cosme 24h パウダーファンデーション 02ナチュラルオークル
・24h cosme プレミアムルーセントパウダー
●チーク・ハイライト
・コフレドール スマイルアップチークス 01ピンク
●アイメイク
・シャネル レ キャトル オンブル 77アンフリュアンス
・マジョリカ マジョルカ ラッシュエキスパンダー エッジマイスター F (BK999)
●リップ
ケイトリップグロスS RD-1
●眉
・エクセル パウダー&ペンシルアイブロウEX PD08 ハニーブラウン
これらは石けんだけで簡単に落ちるから、とっても便利です。
きちんとメイクしてる感も出ます。
幼稚園の発表会なども、これで行っています。
クレンジングにはもう懲りたので、これからもこういうメイクでいきたいと思います。
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