2016年2月23日火曜日

椿油や馬油など、昔からある天然モノも肌に害をなす その理由とは?



肌断食を続けていると、化粧品売り場とはすっかり疎遠になります。
メイクコスメコーナーはたまに覗きますが、基礎化粧品の棚には寄らなくなりました。
それはそれで楽ですし、お金もかからないので万々歳なのですが、たまに通りかかると、ちょっと何かつけてみたいなぁという気にかられます。

もちろん、CMで流れているようなバリバリの基礎化粧品はつける気にはなれません。
でも、椿油とか馬油とか、そういう昔からあるような天然オイルならいいんじゃないかな、と思ってしまうのです。
きっとこれは女の習性なんだろうなーと感じます。
とにかく何かをつけてみたい(笑)



しかし、調べてみたらやはり椿油や馬油などの天然オイルもNGでした。
むかしから 使われてきた、自然界に存在するものだから安全というわけではありません。
油の害は、次の三つになります。

油が角層の表面につくと、角質細胞が「アカ」としてはがれにくくなります。
そのせいで、新しい細胞が生まれにくくなるのです。
この状態が続くと、角層が厚くなり、逆に表皮と真皮は薄くなります。
角層はメラニンを含んでいるので、くすみが増し、皮膚表面は硬くキメが浅くなってビニールのような肌になります。
さらに、表皮が薄くなることによって、血管や筋肉の色が透けて色ムラや赤ら顔など、顔色が悪化してしまいます。

油が毛穴や角層の亀裂に侵入すると、酸化して炎症を起こします。
その結果、乾燥肌や粉ふき、赤ら顔、くすみなどを引き起こします。

油は油脂にかんたんに溶け込みます。
保湿膜の重要な要素である、細胞間脂質に脂が浸透すると、どんな油も不純物として細胞間脂質の機能を低下させてしまうのです。


医学的に見て、生体組織に安心して使える油は、現時点ではワセリンだけなんだそうです。
ワセリンはどこにでも使える万能クリームなので、洗面所にひとつ、化粧台にひとつ、バックにひとつ、いつも常備するようにしています。
今の時期は特に重宝します。
どこでも買えるし、安いですしね。


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