湯シャンを知るまで、わたしは風にサラサラなびく髪が綺麗で健康的な髪を思いこんでいました。
たぶん、サラサラした髪のシャンプーのCMや雑誌を見て育ったからでしょう。
なのでずっと毎日シャンプー、リンスたまにトリートメントをして、髪が綺麗になるように頑張っていました。
ところで昔の美人の条件の一つに「カラスの濡れ羽色」という表現があります。
これは、カラスの濡れたつややかな羽は美しく漆黒に光り、具合によっては一部が玉虫色に輝いたさまを言います。
そのため、日本人はクシで梳いて、椿油などの油脂を少量髪に塗りこんだのです。
しかしシャンプーを使っていると、日本古来の黒髪の美は手に入りません。
シャンプーを使わない方が、カラスの濡れ羽色の髪を手に入れることができます。
髪が乾燥することがないので、わざわざ整髪料をつける必要もなくなります。
実際わたしは湯シャンを初めて2年ですが、整髪料を使わなくてもまとまるし、乾燥しません。
皮脂で髪の毛がコーティングされていれば、キューティクルのウロコは剥がれることがありません。
ピタっと閉じて「整列」するのです。
すると、髪は光を綺麗に反射して、天使の輪ができるくらい艶やかに輝きます。
皮脂は毛同士を寄り添わせる役目も果たします。
だから、オイルや整髪料を使わなくても髪を整えることができます。
話を冒頭に戻しましょう。
風になびくサラサラの髪が美しいと言われる昨今ですが、実はこういう髪は、皮脂が奪われて乾燥し、カサカサに干からびた状態なのです。
トリートメントやリンスという糊でくっつけてごまかしていますが、それは見せかけだけです。
だから1日や2日、シャンプーとリンスをしなかっただけで、髪はゴワついてくるのです。
湯シャンは最初大変でしたが、2年も経つと、その便利さにもうもとに戻れなくなります。
整髪料はいらなくなりましたし、頻繁にできていた頭ニキビもできなくなりました。
年々ひどくなっていたクセも、徐々に改善してきました。
髪の量は多いままなので、薄くなる心配もありません。
湯シャン、すっごくオススメです。
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