2016年2月24日水曜日

美肌のためにちょうどいい加湿器のパーセントの目安は?



冬の肌断食で大切なことは、やはり加湿です。
肌が乾燥しても化粧水をスプレーしたり、クリームを塗ったりすることは厳禁。
加湿器で湿度40~50パーセントをキープすると、肌は落ち着きます。



「テカリより乾燥が気になる」という人は、化粧品によるダメージが進んでいると考えられます。
なぜなら、肌のバリア機能は、角質の細胞間脂質とNMF(天然保湿因子)が担っているからです。
ふたつの成分が組み合わさり、角質内に水分をとどめる働きをしています。
だから例え砂漠地帯にいても、体内の水分が蒸発してなくなってしまったり、肌がひび割れてしまったりすることがないのです。

つまり、肌のバリア機能はとても強力で高機能なのです。
化粧品でバリアをこわしたりしなければ、潤いがきちんと保たれるようにできています。



でも、今の時期のように空気の乾燥が酷いと、角質の水分保持機能が少しだけ低下します。
そうすると、ターンオーバーが遅くなってしまいます。

特に気をつけたいのが、湿度30パーセント以下の環境です。
カサツキや粉拭き、かゆみが起きてくるのがこのラインです。

そのため、こういうときは加湿器を使うのをお勧めします。
目安は40~50パーセントです。
インフルエンザが席巻している今、体調管理の面でも加湿器は大事ですね。
…まあ、うちの長男は加湿器してても罹ってしまったのですが…(涙)



屋外ではこの時期、湿度20パーセント以下になる時もあります。
外出が多くて乾燥が気になる時は、ワセリンをごく少量つけるといいですよ。
化粧水をスプレーしてしまうと、逆に保湿バリアが壊れて乾燥が進みます。





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